新着情報
- 2012.08.30
大学産業ラボ水 -
生水飲んで長生きしよう vol.4
今回は、「1日2Lの生水をお飲みください」として、記事を掲載します。
いくら総硬度量(ミネラル量)が適当であっても、コップ1杯の水では効果は期待できない。効果を出すためには1日2Lの生水を飲んでください。場合によっては水道水でも良い。しかし不味い水では続かないので、カルキ(残留塩素)だけは除いた方が良い。浄水器をお使いの方ならその水で良い。”ありがとう!長生きさせていただきます と言う感謝の気持ちを持って飲むことです”。まず朝食前に冷たい水をコップ1杯飲む、それで胃腸が目を覚ます。そして日中意識して水を飲むか、ボトルに入れて少しづづ飲めば1日2Lは楽に飲めるようになる。それが難しい場合は1日1Lからでも良い。PPK(ピンピンコロリ)のその日まで健康であるために、まず挑戦を始めることです。健康で長生きするためには、「ある程度硬度の高い水」を「沸かさず」に「1日2L」を飲み続けることがキーワードです。注)ここでいう、生水とは「一般細菌・大腸菌を検出せず、有害物質等を含んでいない水」です。筆者:大学産業株式会社 前会長 曽布川 尚民
- 2012.08.24
大学産業ラボ水 -
生水飲んで長生きしよう vol.3
今回は、「気体を含んだ生水であること」と題して、記事を掲載します。
沸かしていない生水は空気を溶かし込んでいて、口に爽やかさを与え、胃壁を刺激し、食欲を促し、細胞の働きを活発化させ、心身を爽快にする。又、腸への刺激は蠕動を促し、マグネシウムの水分を集める作用と相乗して快便につながる。快便は身体内の不要老廃物を早く排泄し、細胞に生気を与える。それが、快眠につながり、快眠は快食につながり、快食+生水が快便につながる。しかし水に含まれる気体は水を沸かすと水中に溶けていられなくなり空中に逃げてしまいその効果を失う。更に、水に含まれる硬度成分のうち一時硬度成分(重炭酸カルシウム、重炭酸マグネシウム)が不溶性の炭酸カルシウム、炭酸マグネシウムに変わり、人体に有用なミネラルとしての効用を失う。長生きに必要なのは生水である。生水の中でも雨水に近い河川を水源とする水道水より、井戸を水源とする水道水の方がミネラル成分がより多い傾向にある。美味しく感じる水と健康に良い水は違うのである。しかし、反面煮沸した方が良い場合もある。原虫・細菌・ウィルスの滅菌であり、一時硬度成分が減ることによって、お茶・紅茶・コーヒー等の有効成分の抽出を妨害する成分が減ることで、嗜好飲料をより美味しく、色よく、香り高くなる。また鍋物・煮物料理などでも一時硬度成分の影響を減らすことができるので、ふっくら・柔らかくすることができ、煮物料理を美味しくすることができる。IC製造、染色、洗濯、洗髪等効用も大きい。筆者:大学産業株式会社 前会長 曽布川 尚民
- 2012.08.10
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生水飲んで長生きしよう vol.2
今回は、「適量の硬度成分を含んだ水であること」と題して、記事を掲載します。
日本人の健康に良い水として岡山大学名誉教授であった小林純氏は総硬度量120~150mg/Lの水の常用が良いと言っている。硬度とは水中のカルシウム,マグネシウムの総量を炭酸塩のmg/Lに換算して表したものであり、総硬度=カルシウム硬度+マグネシウム硬度=永久硬度+一時硬度(沸かすと効用が無くなる形の化合物)の関係にある。また、人の健康に役立つミネラル成分とは、カルシウム,マグネシウム,ナトリウム,カリウム,鉄,亜鉛,リン等、人体に必要な微量鉱物質の事をさすが、長生き用として大事なのは、水の中のミネラル成分として圧倒的に多い量で含まれるカルシウム,マグネシウムの量である。カルシウムは骨や歯を構成するのに欠かせないものであり、血液中に不足すると”怒りっぽい”人間になるとも言われている大事な成分である。ただカルシウムだけを摂る目的なら牛乳の方が余程良いものであるが、飲料水で大事なことはマグネシウムの存在である。昨今「ニガリ健康法」が盛んになってきたが、ニガリの主成分はマグネシウムである。このマグネシウムは「下剤」なのである。マグネシウムは水を集める性質(潮解性)をもち、これが健康サイクルの「快便」につながるのである。人間の体は”生まれ育った地の水質”によって変わる食事の内容と同様に”その地の水質に合う”ようになっているのが自然である。そこに硬度成分が多ければ多いほど良いのでなく、その民族によって「適量の程度」という量があるのである。軟水の国に生まれ育った日本人が大陸に旅行したとき、硬水に慣れていないと便通が良くなり過ぎ下痢と間違えることが良く知られているが、これも軟水の国で育った事によるものである。日本は軟水の国で、水道水の硬度量は30~80mg/L程度であり、ヨーロッパ、アメリカ、中国等の大陸は200~300~多い所では900mg/Lもある。筆者:大学産業株式会社 前会長 曽布川 尚民
- 2012.08.02
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生水飲んで長生きしよう vol.1
今回は、「生水飲んで長生きしよう」と題して、今後4回にわたり記事を掲載していきます。
まえがき長生きは、人類究極の願望として追い求め続けられているものである。長生きする条件とは、遺伝や生まれつきによる先天的な条件と、運命?と、食べ物、飲み水、運動、自己管理、楽観主義、身を置く環境、等、自らコントロールできる後天的なものが複雑に絡み合ってもたらされる結果であると言われている。自らの努力で延ばせる寿命があるならば努力したいものである。前二者はいかんともしがたいものと思われている様であるが、これらも自己努力で変えられるものであると達人は言っている。世界の中には「長寿村」と言われる処がたくさんある。粗食である、塩分が少ない、空気が良い、ゆったりとした環境、とか幾つかのファクターがあるが、その中で共通するのが「硬度がある程度高い良水」の存在である。大人の体の60%は水で構成されている。そして人類発生以来連綿として人を生かしてきたのは、特殊な水でなくただの水なのである。その基本を忘れてはいけない。長生きは健康を願う日々の積み重ねによってもたらされるものである。健康であることの一つの条件は「快便」「快眠」「快食」のサイクルにある。ここに毎日飲む「水の質と量」が関与してくる。末端細胞への栄養物の補給、不要物の系外への排出は全て水にあることを理解して、長生きに挑戦してみませんか!掲載予定の内容1.適量の硬度成分を含んだ水であること2.気体を含んだ生水であること3.1日2Lの生水をお飲み下さい4.冷水禁忌の虚症の人はまず体質改善から筆者:大学産業株式会社 前会長 曽布川 尚民
- 2012.07.17
大学産業ラボ水 -
水道水をおいしく飲む方法 vol.3
7.お茶の葉を加える方法(生水で飲むために)条件 浜松市常光水系の水道水250mLに針状の茶葉で4~5本を粉にして入れて試験した結果。残留塩素0.4mg/Lの水250mLが、数分でほぼ0mg/Lになった結論 ビタミンCとカテキンの還元力であり、酸化・還元の化学反応である。8.茶葉で消えるならと、茶汁でやってみた条件 茶葉5gに70℃のお湯300mLを入れ1分間蒸らした茶汁を使って試験した結果。残留塩素0.4mg/Lの水200mLに、茶汁0.1mLを入れたら数分でほぼ0mg/Lになった結論 ビタミンCとカテキンの還元力であり、酸化・還元の化学反応である。9.ビタミンCでもやってみた条件 浜松市常光水系の水道水にビタミンCを入れて試験した結果。ビタミンC1gで、残留塩素0.4mg/Lの水1050mLを0mg/Lした結論 ビタミンCの還元剤の働きであり、当然の結果である。*注意:記事の内容は、弊社水質研究所内で実施した試験データを記載しており、全国の水道水に対しての共通見解ではありません。
- 2012.07.11
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水道水をおいしく飲む方法 vol.2
4.直射日光にさらす試験条件 晴天日に、共栓三角フラスコに入れた浜松市常光水系の水道水を窓際に置き、ふた有り・無しの条件で直射光にさらした結果。(残留塩素の変化)ふた有り 0.57mg/Lが9時間放置後→0.1mg/Lふた無し 0.57mg/Lが9時間放置後→0.1mg/L結論 ふたの有る・無しではなく、紫外線による分解と思われる。5.お茶、紅茶、コーヒー等の嗜好飲料を淹れるための原水沸騰試験条件 静岡市、東京金町水系水道水を残留塩素0.6mg/Lに調整した水を使って、沸かす容器を変え、同一条件で煮沸時間による残留塩素の減少量を測定した結果。静岡市の水 東京の水南部鉄瓶 約5分で0mg/L 5分弱で0mg/L 鉄分が微量溶出のため?アルマイトやかん 30分で0mg/L 5分で0mg/L 使い古しの内部触媒か?ステンレスやかん 30分で0.2mg/L残る 15分で0mg/L ホーロー・ガラスやかんも同様結論 残留塩素は熱で分解するものではなく、水質と容器に成分溶出等によって減る。6.レモン汁を加える方法(生水で飲むために)条件 浜松市常光水系の水道水250mLに生レモンの搾り汁を入れて試験した結果。残留塩素0.4mg/Lの水250mLに生レモンの搾り汁1滴で瞬時に0mg/Lになった結論 ビタミンCの還元力であり、酸化・還元反応で化学の当然の反応である。*注意:記事の内容は、弊社水質研究所内で実施した試験データを記載しており、全国の水道水に対しての共通見解ではありません。
- 2012.06.29
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水道水をおいしく飲む方法 vol.1
「水道水をおいしく飲む方法」について3回にわけて記事を掲載していきますのでよろしくお願いします。
水道水をおいしく飲む方法 vol.1
水道水には消毒目的で次亜塩素酸ナトリウム(俗称:カルキ)が添加されています。衛生上の観点から言えば不可欠ですが、臭気味の観点からは、決して良いとは言えません。そこで、簡単に残留塩素を除去する方法をお教えいたします。1.市販の浄水器を使う結論 市販の浄水器は瞬時に残留塩素を取ることを第一の目的で作られているので、残留塩素は取れて当たり前であるが、一定間使うと取れなくなってくるので、一定の期間が過ぎたら交換しなければならない。蛇口の先につける小型のタイプの中には脱塩素後に発生する細菌を防ぐために、臭気を感じない0.05mg/L位の微量を残しているのもある。
2.備長炭、竹炭による吸着除去条件 浜松市常光水系の水道水1Lに、見かけ表面積73cm2の竹炭~75cm2の備長炭を使い、ブランクと共に常温暗所に浸漬・放置した結果(残留塩素の変化)ブランク 0.61mg/Lが32時間放置後→0.3mg/L竹炭 0.61mg/Lが32時間放置後→0.02mg/L備長炭 0.61mg/Lが32時間放置後→0.03mg/L結論 竹炭、備長炭共に多少の効果はあるが、すぐに使いたい時には役に立たない。3.汲み置き試験条件 浜松市常光水系の水道水200mLを300mLの共栓三角フラスコに入れ、冷蔵庫内(3.5~4.5度)に9時間放置した結果室内(暗所) 0.61mg/Lが9時間放置後→0.45mg/L冷蔵庫(フタ有り) 0.61mg/Lが9時間放置後→0.48mg/L冷蔵庫(フタ無し) 0.61mg/Lが9時間放置後→0.33mg/L結論 良い原水の水道水は一晩放置しても、残留塩素は殆ど無くならない。*注意:記事の内容は、弊社水質研究所内で実施した試験データを記載しており、全国の水道水に対しての共通見解ではありません。
- 2012.06.29
大学産業ラボ水 -
「大学産業ラボ」ブログ始めます。
「大学産業ラボ」ブログ始めます。水と防災に関する豆知識を中心に記事を更新していきますので、よろしくお願いします。これからの掲載予定記事 1.水道水をおいしく飲む方法 2.生水飲んで長生きしよう 3.現在検討中
- 2012.06.29
お知らせ -
Webサイトリニューアルいたしました。
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最新の「お役立ち事例」や水と防災の豆知識「大学産業ラボ」を更新していきますので、ぜひご覧ください。今後ともよろしくお願いいたします。